会社側から見れば格付けの取得目的とは以下のようになります。
資金調達に活用 | 公募債やCPを発行し市場から資金調達を行なう場合には、信用リスク情報である格付けがないと実務上、募集は困難です。 近時はシンジケート・ローンの組成に際しても活用されます。 |
経営指針として活用 | 財務内容の改善や収益力の強化、内部体制の活性化等、経営指針に活用されます。 |
IR・PRに活用 | 取引先・(個人)投資家等への有力な情報提供になります。 社員採用に役立ちます。 非上場企業等では経営の透明性をアピールする手段として活用されます。 |
私たち加入者から見れば格付けをすることで保険会社がどのくらい信用できるのかということが一目で分かります。
格付けを取得することで知名度を上げることができ(それが目的でもある。)信用力やブランドを高めたいと思う中小企業のニーズと、第三者が客観的に企業の実力を評価する格付けは、公平性透明性が高く求められる現代の新たな経営の武器になり、私たち保険に加入する側からも格付けというランク付けにより加入する際の安心感を得ることができます。
会社への金融機関からの信用度が変わってきて、格付け取得以降、融資条件が変わったり、借り入れ金利が下がったりすることもあるようです。
会社にとっては自分の会社を客観的に見ることができ、私たちからみれば第三者の目から判断してもらうことにより、信頼して保険に加入することができますね。